バトル・ロワイヤル2

汚い文章というのは嫌いなんだけど、あまりにも酷かったんで解禁。
映画のあまりの糞っぷりに感激。戦後60年、左翼がテロしかやってこなかったのを象徴するような作品だと思う。オープニングのビル爆破には反吐が出たし、なんのためのテロであったのかさえも語られない辺りが終わってる。前作の主人公、テロリストになった時点で負けなんじゃないか?
監督の思想が滲み出てて、頭が腐ってるんじゃないかという位の出来。自分が持つ、テロリストに対する憎しみだけを強くさせた。監督の意図と反対の感想を持つ観客が多いんじゃ、この作品終わってるんじゃないのか?
こんなんじゃ、押井守脚本の「エルの乱」がクランクイン出来たとしても期待できないなぁ。安保闘争世代が少し上で失望した押井守と、安保闘争を話でしか知らなくて憧れてる深作健太じゃ違いがありすぎる。